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2005サンヨーオールスターゲーム◆第1戦 - インボイスSEIBUドーム

執筆:fukuoka_kazumasa 観戦エリア:ライト一塁側外野自由席真ん中辺り

第2戦(阪神甲子園球場)のレポートはこちらから


◆スコア
   一 二 三 四 五 六 七 八 九 計
全セ       
――+― ― ―+― ― ―+― ― ―+―
全パ       

 →試合前 ホームラン競争など


■試合前
日本列島のほとんどの地域が梅雨明けとなりいよいよ夏本番!
夏と言えば海!山!サンヨーオールスターゲーム!
6月頃インボイスDで試合が行われるのを知り、優先抽選販売で初日販売開始時間の2秒前に電話をかけた所、すぐつながった!(自分は一番最初につながったと悟った)
Y氏もきっと行くだろうと思い二枚を入力した。
そして当選発表日。
おそるおそる電話したところ、「お客様は厳正な抽選の結果…当選いたしました!」
思わずガッツポーズ。そのことをY氏に告げると驚いていた。
雨の中ローソンへ行きチケットを購入し、そのままY氏分のチケットを届けにY氏の家へ(びしょ濡れ)
だが、試合2週間前になりY氏は急に行けなくなったとのメールが…。
仕方ないのでほかの相手を探した。
だが見つからない…ただの紙くずになってしまうのかと思った。
しかし、試合前日に私がオールスターに行くことを知っていたM氏(中日ファン)がメールを送ってきた。
私がオールスターのチケットが1枚余っていると言ったところ…「その日は休みなので行きたい」と。
とりあえず紙くずにならなくてよかった…。
Y氏がチケットを持っていたのでテレビを見終わった後、すぐにY氏の家に行った。チケットを貰ったが…少し丸まっていた…。

遂に迎えたオールスターの日。
午前中は学校の夏期講習に参加。英語を受講しているのだが、いつものことだが試合が気になって頭に入らない…。
講習が終わったらすぐ家に帰り、野球観戦の準備をした。
いつものようにビデオ録画の予約も入れた。
いよいよインボイスDに向けて出発!
交通費節約の為、隣の市にあるJR武蔵野線東川口駅まで20分かけてチャリをこぐ。
いつものようにタダ駐輪して電車に乗りJR新秋津に到着。
インターネットで検索してみると西武池袋線秋津駅徒歩6分で待ち時間12分
走ればその前の電車に乗れると思い扉が開いた瞬間、西武秋津駅へダッシュした。
予想通り1本前の電車に乗ることが出来た。いつものように前よりの車両に乗り、西所沢で西武狭山線に乗換。
ここまでは予定通り。順調だった。
…ここでハプニングが!先頭車両が止まるであろう所に並んでいたら「4両編成なのでそこの場所には止まりません」と駅員が…。同じ場所に並んでいた人が一斉に移動した。自分はなんとしても先頭車両に乗りたかった。
なので先頭車両乗車口へと移動するが、人がたくさん!
間もなくして電車が入線。
そしてドアが開き、人が電車に吸い込まれていく。とりあえずドアに近い位置で立っていることにした。
だが乗り込んで数分後、反対側に電車が到着し、たくさんの人がこっちに押し寄せてくる。そして、デブでサングラスをかけている阪神ファンらしき人物が自分を突き飛ばしスペースを奪っていった。かなりむかついた。
電車が発車し、カーブに差し掛かり大勢の人がバランスを崩し自分のほうへ体重がのしかかる。
特にその阪神ファンは手すりにつかまっているのにもかかわらず…。まさに「豚に…(略」
「次は西武球場前〜、西武球場前〜、終点です。山口線ご利用の…」のアナウンスを聞き、重いドラム缶バックをしっかりと持つ。
2分後
到着し扉が開くと同時に大量の人が改札口に向かって早歩きをしだす。
何故早歩きかと言うと駅員さんが「走らないでください」と促しているからである。
もし走ってしまうものなら体を張って止めるであろう。
その電車の一番乗りで改札口を通過すると今まで見たことのない光景が…。
「なんじゃこりゃ――――――!!」
こんな人をインボイスDで見たことがない。
多分開場して初めてのことではないかと思った。
自分はホークス戦以外はインボイスDにお世話になっていないのでよく分からないが…。
とりあえず約束していたチケットを渡しにM氏を携帯で探す。
適当にウロウロしていると、M氏から話しかけてくれた。
チケットとお金を交換し彼は列に戻っていった。
そして、
いつものように自分も三塁側に……「ん?ちょっと待った!今日はパリーグ球場だから一塁側じゃないか!」
と慌てて一塁側の外野入場列に並び直す。
三塁側は、
「♪橋を超え コンビニ越え スタンドまで遠い〜♪」(城島応援歌 Sh)
っと 替え歌してしまうくらい長蛇の列。
対する一塁側は山口線のホーム周辺まで。
並んだところが木陰だったので少しは暑さが凌げる。
それでもかなり多い。プロ野球人気は高まっているじゃないか!と確信した。
全体を見渡してみると、やっぱり地面が見えないほど人が多い。
まるで千葉ネズミ王国みたいだ。
球団別で見ると、やっぱり阪神ファンがよく目立つ。
1塁側内野席まで阪神ファンが…。
次いで、地元ライオンズファン。
さらに、今年好調の千葉マリサポ。
そして、我がホークスファンという順番であろうか。
巨人ファンは予想以上に少ない。
去年の合併騒動で「1リーグ化を進める球団の応援団は来るな!」で追い出される始末だったし今年はBクラスに沈むし球宴どころではないと言ったところか。
オールスターのTシャツを着たお兄さんがうちわを配っている。
手を伸ばしていたのにも関わらず シカトされた。
その次に来たお姉さんはNPBニュースを配っていたので暇つぶしの為に貰った。
一面には西武時代の清原が、サンヨーオールスターとなった最初の年87年の第3戦でMVPを獲得し高々と大きい小切手を揚げている写真が。
冊子の中には、オールスターゲームには欠かせない「賞品・賞金の変遷」が書いてあった。
昔は子豚が賞品となったこともあるらしい。(ありえない 笑 by kokekokko06)
あっというまに16:25、予定の時間より5分早く開場したが…列が途中途中で区切られているので、自分が並んでいたところは動かない。
「もう外野席は満タンで座れない」という声が聞こえた。
ちょっとあせった…。
やっと入場ゲートが見えてきてホット一息ついていると
「再入場、三塁側への移動はできません」
との張り紙が…!
えらいことだ。いつも普通にできる再入場で近くにあるコンビニで飯を買うつもりだったが、今日は再入場が禁止されているらしい。
「つもりになっているんじゃないわよ!」とメガネのおばさんに突っ込まれそうだ。
仕方がないので球場内で売っているもので我慢することに。
いつもは念入りにする持ち物検査だが、今日はかなり甘い。
貰いそびれたうちわと最近全く当たらないラッキーカードを貰い外野自由席に向かう。
「なんじゃこりゃ―――!!(2回目)」
いつも見える柴原…じゃなくて芝生が見えない。
右往左往していたが、若干空いていたスペースを見つけた。
さすがにここには座れないだろうと思っていたが、後からきたマリサポが座ってしまった。
本当に場所が見つからないので、とりあえず勢いで座ってみた。
狭いが自分はもやしっ子なので全然問題ない。
でも足が伸ばせないのでしんどい。
うしろを見てみると、いつもお世話になっているホークス応援団(東京真隼、関東・大阪鷹狂等)とホークスファンがいた。
神に感謝。(バティスタの影響受けてる)
グラウンドではセのバッティング練習が行われている。
「とりあえず今のうちに飯を買わないと!」と思い、1塁内野に移動する。
すると、「焼きそば 400円」の文字が…!
すぐさま購入。
その後、席に戻る時には
「芝生席は満員です。立ち見での観戦となります。」と書いてあった。
スタンドを見回すとパ4:セ6って感じ。やはり人気のセ、実力のパなのだろうか…。
でも負けてしまったら、実力もセなんて比喩されるだろう…。
ぼーっとしているとオーロラビジョンには「法務省からのお願い 陪審員制度について」が2回も流れていた。
話は変わって、横にいたライオンズファンがコンビニの袋と「一塁再入場券」を持っていたことはショックであった。
17:25、普段より5分早くスタメン発表。
セ→パの順で発表された。
セスタメン発表時、1塁側はやたらとフラッグを持っている人が多い。
今年からライオンズファンがスタメン発表時に振るものであった。
ライオンズブルーがライトスタンドを包んでいく。
セリーグは1塁側から4番清原に大ブーイング、
去年日本プロ野球のMVPばりの活躍をしてくれた古田には球場全体から拍手が送られ、先発上原には大きなブーイング。
予想通りといえば予想通り…。
そしてパリーグスタメン発表。
パリーグの援台には地元ライオンズの応援団の方が。
オールセントラル
オールパシフィック
赤星憲広 53
阪神タイガース
礒部公一 7
東北楽天ゴールデンイーグルス
金城龍彦 1
横浜ベイスターズ
西岡剛 7
千葉ロッテマリーンズ
金本知憲 6
阪神タイガース
小笠原道大 2
北海道日本ハムファイターズ
清原和博 5
読売ジャイアンツ
松中信彦 3
福岡ソフトバンクホークス
DH
DH 前田智徳 1
広島東洋カープ
和田一浩 5
西武ライオンズ
今岡誠 7
阪神タイガース
ズレータ 42
福岡ソフトバンクホークス
古田敦也 27
ヤクルトスワローズ
里崎智也 22
千葉ロッテマリーンズ
鳥谷敬 1
阪神タイガース
宮地克彦 37
福岡ソフトバンクホークス
藤本敦士 9
阪神タイガース
川崎宗則 52
福岡ソフトバンクホークス
上原浩治 19
読売ジャイアンツ
松坂大輔 18
西武ライオンズ
球宴だけあって夢のオーダー…!…?
ジョーが出てくると思っていたが、スタメンマスクはなんと里崎。
心から拍手が出来ない…。
ジョーは余程肩が痛いのか?と心配した。
次にマスコットの紹介とアトラクションが行われた。
司会は元祖デブヤでおなじみのパパイヤ鈴木!マイクの調子が悪いのか、
「サンヨー (プツッ) んに (プツッ) ざいます」
場内からはブーイングや「やり直せ〜」の声、笑い声、「がんばれ〜」の声まで(笑)。
マイクを交換して続行された。やはり祭りには少々のハプニングは必要だ。
パパイヤの紹介により、各球団のマスコットが入場・紹介されていく。イーグルスのマスコット、クラッチはいきなり一塁外野のフェンスをよじ登り、今にも落ちそうだ、ってか落ちた!?
紹介され内野へ向かう時はそれぞれマスコットのパフォーマンスセンスが問われる。
ホッシー・スライリーは小走りで、クラッチは中身がブラックホッシーだった人とあってバック転をしながら向かった。ネッピーは側転をしながら、トラッキーは商人走り?
マー君はスキップをしながら、ジャビットは場内の大ブーイングを受けながらバック転、BBはものすごいダッシュをし、つば九朗はでんぐり返し(場内大爆笑)
そして我らがハリーホークは「チョップ!チョップ!パナマ運河―!」をしたが若干滑った(笑)
ドアラは側転バック転の組合せに挑戦するが着地に失敗(笑)、〆のレオはバック転10連発!!
そして、出場選手の紹介。ここでも巨人選手(上原、工藤、清原、堀内)には大きなブーイング(笑)。
このインボイスDのいい所はバックネット裏を通り選手が入場する為、S席またはファミリーシート席を取ると、選手とハイタッチが出来るのである。
やっぱりズレータは「チョップ!チョップ!パナマ運河〜」のパフォーマンスをしていた。
つまらない+今まで名前を知らなかった環境省大臣小池百合子さんの話が終わり、国歌斉唱。独唱してくれたのは錦織?さん。「きぃ〜みぃ〜んがぁ〜あ〜んよぉ〜を〜はぁん」オーロラビジョンを見たら目玉が飛び出そうだった。
国歌斉唱後は「野球場へ行こう」(この時まで歌っているのはモー娘。だと思っていた。) にパパイヤ鈴木が振り付けをしたものを公開していたが、それには目もくれず選手からサインボールを貰うことだけに全神経を集中していた。
外野にはホークス選手は来てくれなかったがマリーンズの小林宏之選手などが来てくれた。

■ホームラン競争
先にセリーグの出場選手が発表となる。「井端選手@中日、金城選手@横浜、岩村選手@ヤクルト 打撃投手は今岡選手@阪神」と聞いたとき、今回のセリーグ落合監督は勝負を捨てたと思った。中日ファンの方は不快に思うかもしれませんが、落合監督が交流戦で大敗したのもパリーグをなめていたからとしか言い様がない。井端のHR数4+金城のHR数6>岩村のHR数16、合計26。案の定、井端選手と金城選手のHR数は0で岩村選手は3本かっ飛ばした。一方パリーグ、「和田選手@西武、小笠原選
手@日ハム、松中選手@ホークス」と聞いたときは勝利が自信から確信へと変わった。(松坂の名言より) 和田のHR数21+小笠原のHR数25+松中のHR数33=79これだったら、勉ちゃんだけでも勝てると思ったが、ホームランなし。しかし、小笠原選手だけでも十分勝てる!そう思っていたら初球からライトスタンドにHRが!しかしこの1発だけ。そして我らが会長、松中選手は前半戦33発も打っているわけで2発打つくらい朝飯
前だと思っていたのだが何が起こるかわからないのがオールスターゲーム。なんと、松中選手までもがHRなし!よって、セリーグが3HR・パリーグが1HRでセリーグが第一戦のホームラン競争を制した。

■始球式
一万を超える応募者の中から選ばれた小学生の男の子の始球式も終了し(結構いいボール投げていました)、先発のマウンドに松坂選手@西武が向かいます。「がんばれ〜がんばれ〜松坂」と応援。もし球宴に行かなければ一生言わなかっただろうに。(仮定法)



--- photo gallery ---



人多っ・・・




選手のメッセージが刻まれてます♪









西岡は現役後 20年間何するんだろうか?(笑)









普段は「'05挑戦 ふたたび。」と書いてあるのだが
今日はオールスター仕様!




練習中。これは磯部かな…?
(礒部とフランコですね by_fukuoka_kazumasa)



THEパナマ運河ズレータ発見!?
(これは苦労人宮地選手だw by_fukuoka_kazumasa)